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学校経営方針


平成23年度江戸川区立鹿本中学校経営方針    平成23年4月1日   校長 上原 正一

  人間尊重の精神に基づき、学校の教育活動全体を通じて、生徒が意欲をもって主体的に、規律のある学校生活を送ることができることを目的とした組織的な学校経営を推進する。

1 教育目標


 @  自ら進んで学び、心豊かな生徒に育てる

 
 A 自ら考え、自主的に行動する生徒に育てる

B  健康なからだと、気力あふれる生徒に育てる

2 目指す学校

「伸びゆく鹿中生」を掲げ、教育目標の達成に向けて日々の教育活動を充実させて、学力の向上と生きる力の育成に努める。さらに、生徒や保護者、地域のニーズに応え、信頼と実績のある魅力にあふれる学校とする。

(1)生徒の夢や希望を大切にし、生徒一人一人の個性や能力を伸長する学校

(2)基礎学力を確実に身に付けさせ、自ら学ぶ意欲と態度を育む学校

(3)基本的生活習慣を身に付けさせ、規律ある生活を営ませる学校

(4)規則を遵守し、マナーとモラルを身に付けて社会性を育む学校
(5)心とからだを鍛えて、優しい心とたくましいからだを育む学校
(6)活力ある教育活動を推進して生きる力を培い、進路を実現させる学校


3 学校経営の基本的な考え方

  教育に必要なことは、生徒 一人ひとりを意識し、何よりも生徒を育てること。そのためには、教師が適切に教  えることである。そして、学校の教育活動を充実するために、家庭や地域と積極的につながり、その教育力   を活用することが重要となる。このことを踏まえ、次の4項目を重視して学校経営に取り組む。 

(1)各生徒との存在を意識する      【認める】

(2)生徒に生きる力をはぐくむ      【育てる】

(3)教師の授業力を高める        【教える】

(4)家庭や地域とのつながりを深める   【つながる】

 

4 教育目標の達成に向けて

 
 (1)   学習指導
  @分かる授業を展開して基礎基本を確実に身に付けさせ、学ぶ意欲と学力の向上に努める。
  A授業規律の徹底、自習の習慣(家庭学習を含めて)を定着させて、基礎基本を確実に身に付けさせる。
  B長期休業日中や定期考査前の補習を積極的に実施して、習熟度に応じたきめ細かな指導を推進し、学力の向上に努める。
 
 (2)   生活指導

  @自他を尊重し、命の大切さを学ばせて、思いやりのある健全な心を育成する。
  A基本的生活習慣と規範意識を身に付けさせ、規則正しい生活を過ごさせる。
  B態度教育を重視し、コミュニケーション能力を培って社会性を育成する。
  C規則遵守の精神を育成し、社会の規律やマナーを重んじて行動する力を育成する。
  Dセーフティ教室をとおして、自己の安全管理等に対する意識を向上させる。
  Eスクールカウンセラーや相談機能を充実させ、不登校やいじめ等の課題解決を図っていく。

 (3)   進路指導
  @3年間を見据えた指導計画を作成し、学年に応じた指導の徹底を図る。
  Aキャリア教育の充実を図り、進路相談、進路ガイダンス等を実施して生徒の個性や適性及び
   希望に基づいた指導を展開し、自己の将来を見据えた進路を選択させる。

B各自の進路に関する情報の収集に努めさせ、自主的な活動を促して自己実現を図る。

  C職業体験をとおして就労意識を高め、職業感の育成に努める。

 (4)  
特別活動
  @学校行事、生徒会活動、学級活動、部活動等への参加意欲を高め、自主的、自律的な活動を促して集団生活における自己の確立と協調の精神を育てる。
  Aボランティア活動に積極的な参加を促し、社会に貢献する態度を育てる。

  B清掃活動を重視して、共有物を大切にすると共に愛校心を育てる。
 
 (5)  
教育環境の整備

  @予算は計画的に執行して無駄を省き、適正に管理してする。

  Aホームページの充実に努め、情報を積極的に公開する。

  B施設、設備の充実と改善を図り、安全で安心して学べる環境を整える。

C地域の人的物的教育力を積極的に活用して教育力を高める。

 

5 特色ある教育の推進と充実
 @   三つの学級(通常・特別支援・難聴)の連携を図り、交流と支援教育を充実させる。
 A   異校種連携教育や、特別支援学校との交流教育を充実させ、共生の教育を推進する。
 B   食育・健康教育を充実させ、健康と生活習慣についての意識を高めさせる。
 C   朝学習、朝読書をとおして学習の習慣を身に付けさせる。
 D   地域の教育力を活用して学校応援団を組織し、教育活動の充実を図る。

 

6 教職員の取り組み等
   @各研修会等への積極的な参加や校内研修の充実をさせ、指導力向上を図る。
   A研究授業や公開授業、訪問授業等を実施して授業の工夫・改善に努め、研究と修養に積極的に取り組んで授業力の向上に努める。
   B常に生徒理解に努め、積極的な教育相談を展開し、適切な生活指導を行う。
   C家庭や地域、関係機関との連携を密にし、指導の効果を高める。

  D各分掌間の連携を密にして組織力を高め、課題の共有と協働に努める。

E課題(R)→計画(P)→実践(D)→評価(C)→改善(A)サイクルを実践する。

   FOJTを実施して組織的な人材育成を実践する。