江戸川区立鹿本中学校 本文へジャンプ


      

確かな学力向上推進プラン
 @学力調査結果
 A学力向上推進プラン
 B年間計画

@平成20年度 「児童・生徒の学力向上を図るための調査」の結果について
1 「確かな学力」の伸長を図るための調査
  問題解決能力など・観点別の平均正答率


評価の観点 観点の趣旨
問題を
発見する力
○与えられた情報を分析・考察して、その状況において解決が必要となる問題を見つけることができる。
見通す力 ○与えられた情報を分析・考察して、問題を解決するための方策や結果の予想を考えることができる。
適用・応用
する力
○既にもっている知識・技能等を活用するとともに、新たな分析や判断も加えて問題を解決することができる。
意思決定
する力
○複数の条件を理解し、その条件に適切に対応して判断し、問題を解決することができる。
表現する力 ○問題の結論やその根拠を明確に表現したり、問題の解決の方法(道筋)を適切に表現したりすることができる。

   観点別結果  
  問題解決
能力などの
平均
問題を発見する力 見通す力 適用・応用する力 意思決定する力 表現する力
都全体 69.2 81.4 49.9 67.3 83.6 71.2
江戸川区 66.9 80.0 46.7 64.6 82.8 69.3
本校 62.2 79.1 45.7 61.2 71.3 57.4

2 調査結果の分析と考察
・「問題解決能力などの平均」は、本校は区の平均より7%正答率が低い。
・「問題を発見する力」は都の平均に及ばないものの、正答率が80%近くある。
・「意志決定する力」や「表現する力」における正答率が、都の平均よりもかなり低いので今後の課題として指導する。
・各設問における無回答が3%を示し、次回への課題として指導する。

3 各項目における授業改善のポイント
「問題を発見する力」
・理科の自然現象に関する問題提示の場面において、事実や条件を整理して問題を発見する活動を設定する。
・国語の「書くこと」の学習において、情報を適切に読み取るための見直しや、分かりやすくなるように練り直しをしたりす る活動を行うなど指導を工夫して改善する。

「見通す力」
・理科の実験や数学の証明などの場面で、目的を明確にし、解決のために計画を立てさせる指導を工夫して改善する。。
・理科の実験や観察、または数学の資料のちらばりと代表値などを通じて、情報を比較するために、与えられた情報を分かりやすく整理する力を身に付けさせる指導の充実を図り改善する。

「適応・応用する力」
・各教科において、用語や概念を、実感を持ってとらえさせることや、学習事項を相互に関連付けるための指導を工夫して改善する。
・国語や英語において音読指導を徹底して、書かれた内容の要点を正確に読み取る指導の充実を図り改善する。

「意志決定する力」
・文章と図表などとの関連を考えながら情報を読み取る指導を工夫して改善する。
・数学や理科において多様な仮説を設定させたり、その仮説を検証するための具体的な方法を考えさせたりするなど、筋道を立てて考える指導を工夫して改善する。

「表現する力」
・各教科において説明や発表をしたり、意見を述べたり言語活動とその指導の充実を図り改善する。
・国語において、文章などを要約する指導の充実を図り改善する。
・総合的な学習の時間において、発表活動を充実させていく。