特色ある教育活動の紹介
 小岩小学校では、『小岩小ならではの教育』と『地域と共に創る学校』を合い言葉にして、特色ある教育活動を工夫しています。様々ある中から、いくつか紹介します。
 
 総合的な学習や社会科、生活科などを中心に、地域の方々をお招きして、その豊富な体験や技術(技能)をもとに教えていただいたり、施設やお店、畑、寺社などを見学させていただいたりしています。また、江戸川の河川敷を自然の教室と考え、様々な学習活動に活用しています。
    

 多様な人間関係を育てるために1〜6年生までを縦割りにして編成した異年齢集団がなかよし班です。毎月1回、班ごとに遊ぶことを中心に、竹馬活動や野外給食なども班ごとに行っています。上級生が下級生をやさしくいたわったり、教えたりする姿はほほえましく、思いやりの心を育てることにも役立っています。
    

 
本校の伝統的な活動の一つです。毎年冬季になると、5〜6年生が1年生の竹馬を作ってあげ、1年生が一人で乗れるようになるまで、手取り足取り教えます。更に、子どもたちは遊び時間を利用したり、体育の授業(低学年)に組み込んだりして腕(足?)を磨きます。毎年1月には「全校竹馬集会」が開かれ、努力の成果を競いながら竹馬乗りを楽しんでいます。この日は、保護者や地域の方も駆けつけて応援してくださるなど、冬の年中行事として定着しています。
 竹馬活動を詳しくご覧になりたい方は⇒

 区内で3校しか実施していない長期移動教室で、平成16年度から文部科学省長期宿泊体験推進校に指定されました。那須甲子高原(福島県)の豊かな大自然の中で6泊7日を過ごします。峻険に挑む赤面山登山をはじめとする様々な自然とのふれあいを通して、子どもたちは心身共にたくましさを増していきます。また、豊かで美しい自然は美しい心を育てるばかりでなく、総合的な学習の時間の課題追求の場ともなっています。更に、長期にわたって親元を離れて寝食を共にすることにより、人間関係づくりの難しさや大切さを学ぶ良い機会ともなっています。例えば、わがままや喧嘩等でそれまでの人間関係を損なったとします。もし2〜3泊程度であれば壊れた人間関係を修復できないままに終わってしまいますが、6泊ともなると修復しないと集団生活が維持できなくなってしまいます。そこで、子どもたちは修復への努力をしながら、よりよい人間関係づくりの力を身に付けていくのです。
 @ 実施時期  毎年5月中旬(平成22年度は5月25日〜31日) 
 A 宿 泊 先    国立那須甲子少年自然の家
 B   主な活動  
 《野外》パノラマハイキング、赤面山登山、林間ゲーム、星空観察、肝試し、手打ちうどん作り、オリエンテーリング、総合的な学習の時間の課題追求、会津若松・猪苗代
 《室内》熊撃ちの話、室内レクレーション、キャンプファイヤー、研究発表会、班長会、自由時間              

 





 小岩第一中学校や東小岩小学校、小岩第一幼稚園といっしょに合同音楽会や保育実習、運動会参加、学校生活紹介、交流給食などを行っています。
      

 ブルーラビットバンド(通称ブルラビ)は学校行事や地域行事、三校一園合同音楽会などに参加してすばらしい演奏を披露し、親しまれています。


 平成15年度東京都学校給食優良校表彰受賞
 平成16年度文部科学省学校給食優良校表彰受賞
 従来から「小岩小の給食の味の良さや形態の豊富さは区内随一」との定評がありますが、区内の調理業務民間委託校としては初めて、東京都学校給食優良校表彰を受賞しました。子どもたちは給食が大好きで、セカンドスクールで自校を紹介する際も、「私たちの学校の自慢の一つです」と発表したほどです。

@  お誕生日給食〜毎月1回、その月に生まれた児童が集まって会食します。
A バイキング給食〜全児童が年2回、15種類の料理の中から自分の好みに合ったものを選んで食べます。
B リザーブ給食〜学期に1回、和・洋・中華3種類のメニューの中から好きなものを予約して食べます。 
C 野外給食〜年1回、全校児童が江戸川の土手に出かけて折り詰め弁当を食べ、なかよし班で遊びます。 
D テーブルマナー会食〜6年生がナイフやフォーク、スプーンを使ってフルコースの料理を食べるもので、教師が給仕をします。必要な食器等のセットは、PTAから寄贈されました。 
E 行事食〜毎月1回、ひな祭りや七夕、十五夜など、その月にある年中行事に因んだ料理を食べます。 
F 郷土食〜日本各地の郷土食をメニューに取り入れた給食です。






 ネイティブの英語や外国の文化にふれる学習です。挨拶の仕方から始まって、身の回りの物の名前や自己紹介などを英語で話したり、英語でゲームをしたりします。最初はとまどっていた子どもたちですが、すぐに慣れて楽しそうに学習が進められます。国際化が進む中、とても大切な学習です。

食べるって・・・?会
 子どもの健康づくりのために食生活を見直し、子ども自身の手で改善する力を育てるために、始めました。夏休みには「子どもに作れる昼食づくり」と「体に優しいおやつづくり」に、冬休みには「親子で作る赤・黄・緑のお正月料理」に親子で挑戦し、おいしくてヘルシーな料理を作れるようになりました。大好評を得たので、毎年実施しています。


 毎月1回、3年生以上の希望者が参加して土曜日の午前中に開かれます。勉強すのは、算数で、8つ用意されたコースの中から自分が勉強したいコースを選んで参加します。自分の興味・関心や能力に応じた勉強ができる上に、マンツーマンの指導を受けられるので「勉強が楽しい」「わかるようになってうれしい」という声が寄せられています。また、30分もある中休みは異年齢交流の場ともなり、それぞれに楽しく遊んでいます。