思い出を形に(版画)
今回のテーマは5年生になってからの思い出です。ほとんどの児童が林間学校について描いています。順番に授業内容を更新したいと思いますのでお楽しみに。
半紙の裏面に色を塗っています。 | ばれんでこすります。 | |
はしまでしっかりとのせます。 | 彫り跡との対比がきれいです。 | ローラーでインクをのせています。 |
彫り進む様子 | 三角刀や丸刀を使って彫っていきます。 | きれいに彫れてますね。 |
版木に着色して彫ったあとが見やすいようにしています。 | (版木を塗った)絵の具が、大量にあまったので、ビー玉で絵の具遊びをしました。 | 周りに綿布でスタンプして作品完成。この後、版画の下描きに戻りました。 |
あまった絵の具で、ビー玉コロコロ | 布でトントン |
不思議なアパートの住人たち
今回の課題は、不思議なアパートの住人たち。ペンや色鉛筆、絵の具、クレヨンなどの描画材料を自ら選んで効果的に使うことを目標としています。また、色画用紙で描いているので思わぬ色の変化もとらえて欲しいと思います。
かわいい住人が見えます。 | 不思議な色使いですね。 | 金網でコンテをとばして、ティッシュでこすります。 |
コンテのやわらかい表現が伝わりますね。 | 色鉛筆などで周りを描いて目立たせる工夫ができています。 | 住人の拡大写真。 |
水彩色鉛筆です。描いた後、水でこすると水彩のタッチに変わります。各班一つ共同で使っています。 | ペンも使います。 |
まんがの練習
本立てのニスが乾くまでの間、まんがの表現を少し学習しました。顔のパーツをそれぞれ描いて、最後は自分らしい表現を目指します。
目、鼻、眉毛、口と色々な表現を写してから、 | 自分らしい顔に描き変えていきます。 | |
雰囲気がいいですね。 | 最後は自分で考えた顔を描きます。 |
本立てづくり
本立てづくりの授業は、6年生の箱づくりへ向けての基礎的な学習です。木の切り方の復習から始まり、着色、組み立て、下描き、色塗り、ニス塗りと順番に進んでいきます。児童は、用途に合わせた素材・道具の扱い方を学ぶ場面が多いです。そのため、難しさを感じることもしばしば。一方で、この授業を通して身につけたことを活かして、6年生の箱づくりでは自分の発想に基づいて作品づくりを行います。
正面から見るとこんな感じです。 | みんなそれぞれ絵を描いています。 |
後ろから見た様子。 | 虹の表現がきれいですね。 |
風や光と遊ぼう
今回の授業は自然をテーマとした造形遊びです。風を素材にどのようなことができるかを児童に考えてもらい、作品づくりをおこないました。
まず、風を感じるためにみんなで凧をあげ、風を体全体と手を通して感じました。風という素材は、気持ちの良い、強い(弱い)、冷たい(温かい)目には見えないものだという意見が児童から出ました。 | そして、素材に着目して、グループでの作品づくりです。巨大凧をつくるグループもありました。実際にあがったので良かったです。 |
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こちらのグループは、ビニール袋を棒にくっつけたり、スズランテープで吹き流しをつくったりしました。 | 風の動きを目に見えるようにするための、シャボン玉製造機です。エアーキャップを巻いただけですが大変立派な作品でした。 |
以上、今回の題材は、風という素材に着目してのグループ活動でした。作品をつくるとき、完成図に向けて発想のポイント・技術的な内容等を順番に指導する図工もあれば、一つの素材に着目して児童が自ら考え主体的に作品をつくるのも図工のおもしろさだと思います。また、素材体験を通して学ぶことや、遊びを通して何かを発見することは児童にとってとても大切なことです。こういった授業をおこなうと、児童の発想にはいつも驚かされます。