本校の特色

マーチング

 西小松川小学校のマーチングは、6年生を中心に行われています。
実際の活動は、5年生の2学期から始まります。まず5年生の11
月頃楽器等の希望調査があり、その後オーディションが行われます。

 6年生は、オーディションを受ける5年生のために、分担を決め
て、つきっきりで教え、5年生は真剣に教わります。オーディショ
ンの結果発表は、5年生にとってはもちろんのことですが、教えた
6年生にとっても最大の関心事です。
 12月末までに担当楽器が決まり、3学期になると本格的な練習
が始まります。練習は、主に20分休みと総合的な学習の時間を使
って、行われます。最初に取り組む曲は、西小松川小学校の「校歌」
です。こでも6年生が、休み時間を返上して5年生に一生懸命教え
てくれます。

 こうして覚えた「校歌」は、卒業式当日、式のあと校庭で6年生
を送り出す時に演奏されます。毎年そうですが、自分たちが教えた
「校歌」で送り出される6年生を見ていると、胸が熱くなります。
 6年生になって最初の演奏は、入学式の入場曲「ミッキーマウス
・マーチ」と退場曲「校歌」です。鼓笛に金管楽器が加わって迫力
ある演奏に、1年生は目をぱちくりさせて驚いています。
 入学式が終わると、5月に行われる「中央地域祭り」に向けて練
習が始まります。

 「中央地域祭り」のパレードには、6年生以外に器楽クラブの4
・5年生も参加します。4月、5月の休み時間は、ほとんどその練
習に充てられますが、その甲斐あって西小松川小学校のマーチング
は、地域の方々に好評です。曲目は、毎年お馴染みになりました
「校歌」、「ミッキーマウス・マーチ」、「天使の羽のマーチ」、
「オブラディ・オブラダ」です。
 中央地域祭りのパレードが終わると、いよいよ運動会での演奏曲
に取り組みます。子どもたちは演奏の他に、「ドリル」という複雑
な隊形移動の練習もします。「ドリル・フォーメーション」を覚え
るだけでも大変ですが、演奏しながら行うのですから至難の業です。

 それでも子どもたちは、いつも素晴らしい演奏と動きを見せてく
れます。子どもたちのもつ無限の可能性を、改めて感じさせられる
瞬間です。
 このようにして、自分たちのマーチングを終えた6年生は、11
月になると自分たちが培ってきたものを5年生に伝えることになり
ます。西小松川小学校のマーチングは、毎年6年生から5年生へと
受け継がれ、続いています。「西小松川小学校の伝統」と呼ぶにふ
さわしい活動、それが「マーチング」です。