平成22年度  学校経営方針

健康で夢・希望のかなう学校

  校長    立 花  徳 子

はじめに

健康第一と考えています。

私の学校経営方針は、都、区の教育委員会の教育目標の下にあります。

どんな目標も、子ども、先生、保護者のみなさんの健康があってこそ実現します。

江戸川区では、今まで「共育、共働」の精神があり「行政にだけまかせず、住民が一緒にやりましょう」という考えが、地域に根付いています。さらに、今年度から「学校応援団」の組織をつくります。この企画は、江戸川区で推進するもので、昨年のモデル校に加え、今年51校が来年の全校展開の前に、試行するものです。今、地域の力を借りているその状況を、学校経営に生かします。

本校の教育方針に記したとおり進めていきます。

以下は、その実現のためにご理解頂きたい点です。

日々の授業、活動を大切にする。


T.学校の特色を生かす

1.立地と施設
 

南葛西第三小学校は、江戸川区で、最南端に位置し、最寄駅は葛西臨海公園駅です。公園内には海浜公園、水族館があり、自然の豊かな土地です。また、校舎は、ゆとりあるスペース、使いやすく、美しく、採光にも優れてすばらしい。この地の利、すばらしい施設を生かし、児童の健全育成に力を尽くします。

 情緒障害通級学級(ゆりのき)は、創設6年目になります。ゆりのきは現在22人登録済み、子供は、葛西南地区の各学校から通ってきて、本校からも通っています。通級学級の実績をあげ、区内外から高く評価されています。
放課後の居場所としてのすくすくスクール
「南葛西第三小学校のすくすくスクールのサポートセンター」は、区で一番しっかりした組織と言われるほど、組織が強固です。年間計画にそって運営ができていて、発足から6年になりますが、当初から、学童登録が100人を超えていました。今年は若干、100人を下回ってのスタートです。また、開始当時からの主任が異動していますので、去年通り、円滑な活動が出来るよう連絡をより以上に、密にしていきます。また、サポートセンターには、PTA会長OBがスタッフに加わり、元PTA役員がきちんと運営を支えています。クラブマネージャーの人選も、2年交替と適切に考えられています。
2.保護者、地域の方々のお力添えを頂く
 学校や子どもの安全が、揺らぐ昨今の社会状況ではありますが、本校では、PTAはじめ、町会、地域の5校会、葛西南地区委員会等多くの組織や優れた人材のお力添えを頂いています。そのお力の上で、子ども達は安心して通学し、学校に従事する者は安心して仕事を続けられます。
<安全・安心を守る活動>
@PTA保護者による交通当番。(登校の安全、毎朝7ヶ所で旗振り)
A登校、下校時の町会パトロール車(青パト)の見回り。(民生委員の方々他、地域の方の連携による児童の安全確保。)
B夜間パトロール(近隣小中5校のPTAが夏やすみ中
<健全育成を願う活動>
@地域各ケ所の夏まつり(自治会毎の夏祭り)南葛西盆踊り大会の「パパくら」によるイカ焼き参加PTA役員とは別に父親、母親で組織し、夏のキャンプを実施。
A春5月16日フラワーガーデンの「ふるさとまつり」
B葛西南地区委員会「おもしろ探検」活動
C南地区大運動会(9月26日)、マラソン大会(1月16日)陸上競技場
<教科指導との直接的なかかわり>
@図書ボランティア(水曜朝のよみきかせ他、毎週火、金20分休みの常時活動)
A昔あそび、国際理解、大工道具の使い方、家庭科野菜の切り方指導等の支援。
3.持ち味をいかした、チームワーク
 保護者が「我が子が南葛西第三小学校に入学すれば、満足する学校生活を送ることができる。いじめもない、不登校にもならない。」と確信し、安心して頂けるようにする。そのためには、直接子どもに対応する一人一人の教師、事務、栄養士、主事、その他職員の持てる力や持ち味を十分に活かし、チームワークに徹する。人間一人の力は微々たるもので、かつ偏りもある。そこを、組織の力、協力により、一人では達成できない大きな力でより円満な、有効な教育活動ができると信じています。本校の規模は、各学年3クラス編成で、基本的にはクラス替えを2年に一度行う。児童の人間関係が固定されない利点がある。
 また、放課後の活動については「すくすくスクール」に登録することで、学校の建物内で安全が確保される。そこには児童が接することのできる大人のスタッフが多く、違った視点から子どもを見守る事が出来ます。
 
その他、介助員、週1回のスクールカウンセラーそれぞれの立場を生かしての、情報交換が大切であると考えます。


U.学校の歴史を生かす

南葛西第三小学校は、創立22年になります。
 昨年は20周年の行事が実施されています。その記念に校庭側壁面には、校歌版を設置しました。10周年の時整備されたのは、校庭にある「万葉庭園」です。

「当時、校庭の一部に芝生があった。」「平成元年の葛西臨海公園の開園と本校は同じ年にできている。」「平成8年当時、一時は、東京都で一番児童数の多い学校で、新聞やテレビの取材が入った。」等、10周年記念誌を読み歴史がわかります。20周年で作成した記念誌も授業に使えるものになっています。

 江戸川区の学校自由選択制が始まって7年になります。自由選択の範囲は、「歩いて通える」ことです。住民票から割り出すと、本校の学区域児童数は微少を続け、平成24年には、入学児童が57人になり、全児童数は500人になる見込みです。しかし、平成22年2月に隣接した土地に122世帯のマンションが建つ予定でので、この見込みも変わります。

今年度の研究教科は、国語科で、「指導法の工夫」です。児童の読み取る力の向上のため研究し、2年目なります。

V.保護者、地域の声を生かす
 

昨年の教育アンケートや、各行事毎に書いて頂いている反省点から、本校の学校教育にのぞむ保護者地域の声を聞き、教育活動に生かしていきます。

 今年はアンケートの項目を学年当初に検討し、事前に示して実施していきたいと考えています。

今年の重点

基本的な生活習慣の確立。
・あいさつの励行
児童への人権尊重の精神を培う。
いじめがあったり、乱暴な言動があったりの反省を生かし、
・思いやりのきもちをもつ。
・優しい言葉づかいをする。
なかよしポストの活用、人権ビデオの活用。