東京都教育委員会および江戸川区教育委員会の教育目標を受け、人権尊重を基盤とし、自校やふるさと「えどがわ」を愛する心を育みながら、国際社会の一員として平和な世界を形成するにふさわしい社会性や公共の精神を身につけさせる。また、自主性と創造性に富み、伝統と文化を尊重し、学ぶ意欲をもち心豊かでたくましく生きる児童の育成を目指し、次の児童像を教育目標として設定する。

    ○すすんでまなぶ子
○やさしい子
○げんきな子

教育目標を達成するための基本方針

・人権尊重の精神を全教育活動の基盤にすえ、児童相互の信頼関係を確立する。一人一人の個性を大切にし、「たてわり班活動」や「特別支援学級との交流」等、多様なかかわりを通して、互いに認め合い高め合う教育を進める。
・教職員の協働体制を充実させるとともに、家庭や地域社会、学校評議員など学校応援団の方々との連携を深め、「開かれた学級づくり・学校づくり」を促進する。また、その充実を期するために、学校評価の工夫・改善を図る。
・学力向上委員会を設置し、基礎的基本的な学力定着を図るため、全校一斉の時間(きりんタイム)などの学習指導方法および内容を充実させる。また、家庭との連携による「家庭学習キャンペーン週間」を活用し、学習習慣と生活リズムの確立を図る。
・言語活動を充実させ、思考力、判断力、表現力等の能力を育成する。評価を指導に反映 させ、一人一人の個性を生かす教育の充実を図る。さらに、パソコン等の教育機器(特に普通教室内に整備された大型テレビと構内LANの活用、また、ボランティアの活用や習熟の程度による学習指導等、多様な学習指導法の工夫改善に努め、基礎的・基本的な教育内容の定着を図る。
・ボランティア精神を育てる教育を推進し、豊かな人間性をはぐくむ。さらに、自然愛護の心を育て、自他の生命を大切にし、互いに尊重し合おうとする心情を育み、思いやりのある子を育成する。
・「持久走」や「なわとび」の活動を年間計画に位置づけ、基礎体力の増進を図る。
・環境に対する意識を高めさせるために、学校版「もったいない運動」をさらに推進し、授業などを通して、省エネルギーの意識をもたせ、実践する力を育てる。
・一人一人の安全を守るため、地域家庭と連携をした「親子安全見守り隊」や「セーフティー教室」、「自転車安全教室」などを実施し、自他の安全を守る意識を高める。
・家庭や地域社会との連携を深めながら、児童一人一人の自己実現を図り、「不登校・いじめの防止」「家庭環境の把握」に努めるとともに、日常生活における基本的生活習慣の定着を図る。
・「おはなしポケット」(ボランティアによる読み聞かせ)や朝読書等、読書活動を通して、全校が同じ時間に自己を見つめ、知識を増やすとともに想像力を高めながら豊かな心情をはぐくむ。
・併設の特別支援学級(うみかぜ学級)と連携した教育活動を、計画的に年間を通して進める。
・特別支援教育を充実させ、個々の児童の障害に応じた個別指導計画を作成し、全教職員が共通理解をもち、学校全体で自他を理解し互いに認め尊重し合う豊かな人間関係を築く。・安全点検や非常時の対応、避難訓練の見直しを図るとともに、各教科・領域において防災教育の充実を行う。