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平成21年度 学力向上推進プラン
T ねらい

 今、学力向上は区民の願いであり、私たち教育関係者の緊急の課題である。すべての子どもたちに、生きる力の基礎となる確かな学力の定着をより一層図っていかなければならない。
 そのためには、子どもたち一人一人の学力の実態を把握し、学習指導要領に示された基礎的・基本的な知識・技能、自ら学ぶ意欲、思考力や判断力・表現力などを確実に身に付けさせる必要がある。また、個性を生かす教育を充実するとともに、指導内容や指導方法・指導体制等の工夫・改善を図っていくことが大切である。

U 全国学力テスト結果の分析
 平成204月に全国学力テストと同時に実施された「児童質問紙」では、以下のような分析結果が発表された。
(1)「楽しい授業」「分かる授業」の創造

各教科で「好き」「少し好き」と答えた割合は国語56,3%、算数65,5%であり、その平均正答率は、「あまり楽しくない」「楽しくない」と答えた児童の平均正答率よりも高くなっている。また、授業の内容が「よくわかる」「どちらかといえばわかる」と思う児童の方が「どちらかといえばわからない」「わからない」と答えた児童よりも正答率が高い、という傾向がみられた。
 
このことから、学習の内容について「楽しい」「分かる」と実感している児童は、結果として学習内容をよく身に付けている。今後、楽しい授業、分かる授業を創造していくことが求められている。

(2)児童の主体的な活動を取り入れた授業の充実
 各教科の内容が分かる要因として、自分で調べたり、考えたり、体験したりする授業が30%を超えている。このことから、各教科の特質を十分に生かしながら児童自身が学習に対して「自分で問題解決を図る」等の主体的な学習を進めていくことが重要である。
(3)生活や行動面での指導の充実

 基本的な生活習慣の一層の充実、根気強さの育成、社会の一員としての自覚などが学習を支える大切な基盤になっている。今後も、学校全体の取り組みとして、意図的・計画的な指導を行っていくことと併せて、積極的に家庭や地域との連携を図り、理解と協力を得ながら基本的な生活習慣の充実を図っていくことが求められている。
 さらに、「家の手伝いやボランティア活動」を積極的に行うなど、学校集団の一員としてだけでなく、地域社会の一員としての自覚を高めることが、学習の内容を生活の中で生かすことにつながり、確かな学力の定着と向上に結びつくと考えられる。

V 本校の具体的な取り組み
(1)教育課程編成上の工夫

@授業時数を確保するための、週時程や学校行事等を見直す。
   ア 新学習指導要領への移行措置を踏まえた学習時数を確保する。
     (週時数  1年・24 2年・25 3年・27 4〜6年・28)
   イ 運動会、音楽会、卒業式等の練習時間や準備時間の短縮に努める。

A運動会を二学期に実施し、一学期は学習習慣・基本的生活習慣の定着に努める。また、子ども同士の好ましい人間関係や、教師と子どもの信頼関係を確立するなど学級経営の充実を図る。

B算数の少人数授業を3年以上で実施する。また、習熟度別の授業については段階的に導入する。

(2)指導内容・指導方法の工夫
@楽しい授業、分かる授業を展開するとともに、課題解決学習を充実する。

A文章を深く読みとり、互いに学び合う学習についての指導法を確立する。

B学習形態の工夫、ノート指導・ワークシートの書き方の指導法を確立する。

C朝の学習を充実する。火曜日は計算、金曜日は漢字を中心に行う。特に、計算はステップアッププリントを作成して取り組む。(1年30回分。2年以上35回分)


D算数の四則演算について「個人カルテ」を作成し、6年間を通して継続的に指導する。また、全校基礎計算診断テストを実施することにより、実態の把握とその後の指導に生かす。(2月下旬に実施)


E補充的な学習や発展的な学習を取り入れるとともに、「漢字検定」や「児童数学検定」に挑戦させる。(学校を会場に、漢検は11月7日、数検は2月13日に実施する)


F「総合的な学習の時間」では、育てたい力を明確にして、年間計画を国際理解、情報、福祉、健康、地域、表現を中心に見直す。

G保護者、地域の人材を授業に活用する。(生活科、総合的な学習の時間、家庭科、書写、道徳、コンピュータ指導、校外学習など)
(3)学習習慣・基本的生活習慣の形成と家庭との連携
@学校における学習習慣の確立を図る。(チャイム着席の徹底、聞く態度の確立、返事・あいさつの励行、筆記用具の点検、教室移動のきまり確認など)

A宿題の奨励により学びの生活化を図る。(時間のめやす 低学年:20分、中学年:40分、高学年60分以上)また、「家庭学習キャンペーン」を年3回実施する。

5/11~22,10/19~30,2/1~12

B生活リズム点検を毎月実施し、基本的生活習慣の定着を図る。(点検項目→就寝時刻、起床時刻、テレビの時間、朝食)
(4)評価活動の工夫
@指導と評価の一体化を進める。(ワークシートの工夫、振り返りカードの活用、ガイドラインに基づいたノート指導・話合い活動の充実)

A通知票の観点別評価規準を学期ごとに作成し、保護者に知らせる。

B自己評価、外部評価(児童、保護者、地域)を実施・公表し授業改善に生かす。
(5)読書活動の推進

@全校一斉朝読書の充実を図る。
  ア 8時25分から読書を開始できるように努め、全校で静かな状況をつくる。
  イ 事前に読む本を用意させておく。(図書用バッグ等の活用)
  ウ 教師も子供と一緒に読書したり、読み聞かせをしたりする。

A平井西小学校推薦図書110冊を選定し、卒業までに読むことを勧める。

  ア 低学年→50冊  中学年→30冊  高学年→30冊
  イ 読書カードを作成し、継続して取り組ませる。

B読書目標を設定し、80%以上の達成を目指す。
  1年:100冊  2年:150冊  3〜4年:6,000ページ  5〜6年:8,000ページ
     (20年度の目標達成率は70%

C学校独自の読書月間を年2回実施する。(4/20~5/15, 10/19~11/13)また、プロ等によるお話会を計画する。

D図書ボランティアによる「読み語り」を年間30日以上実施する。また、授業にもボランティアを活用する。


E小松川図書館の団体貸し出しや家庭のリサイクル本を有効に活用する。

平成21年度 確かな学力向上推進プラン全体計画
平成21年度 確かな学力向上推進プラン年間計画
 

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